イノシシの恐怖

イノシシ、次々と人襲う 浜松の森林公園で9人けが

 

なにげに目に止まったニュースではありますが、これを読んで私が数年前に経験した恐怖が蘇ってきましたので、そのお話をしたいと思います。

 

何年前でしたか、そこは記憶が定かではないのですが、とある山へ遊びに行ってもう帰ろうかという暗くなってきた時間帯だったと思います。

 

突如、茂みの中から“ガサッ”という物凄い音がしまして、びっくりしてそちらの方向を見ましたところ、巨大なイノシシがこちらを睨みつけて牙を剥いていました。

 

帰り際だったこともあり、あわててバイクのエンジンをかけてその場から逃げましたので(セルが付いてて良かった…)事なきを得たのですが、その時の恐怖感といったら、今も忘れることができません。

 

ジュラシック・パークという映画で肉食恐竜に襲われるシーンがありますが、まさにあんな感じです。ほんと恐竜かと思うくらいデカかったです(男塾の大豪院邪鬼が最初巨大に見えたようなものです)

 

またはジョーズが陸にあらわれたとでもいいましょうか、とにもかくにも映画の中でしかないと思っていたレベルの恐怖が、現実に降りかかってきた瞬間でした。

 

あの“ガサッ”という物凄い音、シンと静まり返った山の中ですから心臓が止まるかと思いました。

 

ちょっとこの恐怖は私のつたない文章力では伝えきれません。

 

イノシシの生態を調べますと、「基本的にはイノシシは臆病で警戒心の強い生き物であるため、人間を見つけてもイノシシのほうから距離をとって離れていきます。」と書いてありますがこれを鵜呑みにしてはいけません。

 

「出会い頭にバッタリというパターンはイノシシが興奮して危険」とも書いてありますから、こちらを強調していただきたいものです。

 

イノシシは、別に人間を取って食うわけでもないのに、何故か人間を見つけるなり敵意MAXでいきなり襲いかかってきます。

 

住民の方々にこれ以上被害が出ないことを切に願いますとともに、一刻も早く捕獲されることを願っております。