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Nikon D50

Nikon D50。私が初めて購入したデジタル一眼レフカメラであります。

Nikon D50 + AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

その後、同じニコンのD90を購入した時に退役させたカメラなのですが、売却価格が二束三文だったのでそのまま持っておくことにしたのでした。バッテリーが下位互換なので使いまわせますし。

 

しばらくは旅先で同行者に貸したりする用途に使っていたのですが、さらにミラーレス等を買い足した事もあり、今ではひとりでぷらっとバイクに乗るときに持っていくカメラになりました。

 

バイクですと雨に降られますし、転倒の不安(私のTW225は立ちゴケすらした事がなくどんな運転でもコケる気がしないバイクですが)もありまして高価なカメラを持っていくのに気が引けます。

 

なのでたとえ壊れたとしても諦めのつくこのカメラを持っていくというわけです。D90より軽いですし。

 

また、少なからずカメラ好きの男性は似たような悩みをお持ちのことと思いますが、男ひとりで写真を撮ってると怪しまれたりする事例があったりしますから、それを避ける為にこういうゴツいカメラでいかにも「写真が趣味です」というハッタリをかましたいという理由もあったりします。

 

そういう意味でこのD50はブラックのボディカラーと、最近の廉価一眼レフには付いていないボディ上面の肩液晶が付いている事からパッと見、高級機っぽく見えますので結構ハッタリが効きます。

 

レンズも、見た目のハッタリ重視でAF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED(D70のキットレンズですね)を付けっ放しにしています。

 

この18-70mmは歪みも大きいですし、手ブレ補正も付いてません。本当にハッタリ重視です。実際のところ、標準ズームとしてもD50のキットレンズAF-S DX Zoom-Nikkor 18-55 mm f/3.5-5.6G EDの方が写りは好みなのですが、18-55mmはあまりに見た目が安っぽすぎるので…。

 

ハッタリかましてるせいなのか分かりませんが、コイツをぶら下げて観光地をウロウロしていると知らない人にやたら記念写真のシャッターを押してくれと頼まれることがデメリットでしょうか。カメラの扱いに長けていそうな雰囲気の人に頼みたいという気持ちは分からないでもないですが。

 

スペックとしましては600万画素と、いまどきのスマホにも劣る画素数ですが、私の場合「一眼で写真を撮る」という行為自体を楽しみたいだけでプリントもしませんので問題なしです。そのぶん画像の容量も小さいですからSDHCカードが使えず2GBのSDカードしか使えない事も気になりません。

 

とはいえ2005年の製品ですので機能的にも性能的にもさすがに時代遅れですし、これ一台ですべてをまかなうのはちょっときびしいと思います。しかしながら私のように複数のカメラを所有している中で用途を限定して使う分にはまだまだイケます。

 

こんな感じで私の元ではまだ現役のD50ですが、昨年ついにグリップが加水分解してベトベトになってしまいました…。そこで、

 

  1. 100均で買ったシールはがしでベタつきの除去
  2. 車の内装用のアーマオールを塗りこんで加水分解の進行を遅らせる
  3. バイク用に持ってたシリコンスプレーで表面の保護

 

という補修を施したところ、バイクに乗らない冬の間ほったらかしにしていたにもかかわらず、まだ再発には至っていません。

 

補修した事で愛着も湧きましたので、まだまだコイツを愛用していきたいと思います。