今朝、バイクに乗ろうと思ったらエンジンが掛かりませんでした。昨日までは全く異常無かったのに…。
セルを回すとカカカカカッというバッテリーあがりの時のあの音…。まさかバッテリーの突然死?まあ私のバイクはキックも付いてますからとりあえずエンジンを掛ける事はできますので、とりあえず今日一日はキック始動で凌ぎつつ、帰宅後にバッテリーを取り外してみました。
部屋にバッテリーを持ち込んでテスターを当ててみますと13.2V(ついさっきまで乗ってたので)と正常値を示します・・・いや、テスターをしばらく当てていると6Vくらいまで降下したりしてまったく電圧が安定しません。テスターの数字がめまぐるしく変化して安定しません。
バッテリーをよく見てみると、ターミナルの金具とバッテリー本体の取り付けボルトあたりが白い粉を吹いたように腐食していました。
とりあえず金具とボルトナットを取り外し、接点復活剤とかワイヤーブラシで磨いて再び組み付けてみたところ、テスターの電圧は安定しました。接触不良だったみたいです。
一応、防錆のためにグリスを塗布し、バイクに取り付けてセルを回してみたら普通にセルが回って始動しました。
ターミナルが腐食しているくらいですから、内部も腐食している可能性が高い気もしますので、どの道このバッテリーの余命はもう長くないのかもしれませんが、その後どうなったかはまたこの記事に追記したいと思います。
純正の高価なバッテリーを丁寧に使っても3年しか持たないなら次は安価な中華バッテリーにするか非純正のMFバッテリーを検討してみようかな…。
※ 2016年12月追記
バッテリーのその後ですが、結果から申しますと今シーズンまったく問題ありませんでした。
私は冬場にバイクに乗る根性のないヘタレですので冬になるとバッテリーを取り外すのですが、その時に気がつきました。バッテリー本体の端子部分が腐食していたのではなく、取り付けボルトが腐食していただけのようです。
ボルトの表面処理が剥がれて中の銅がむき出しになっていたのでそこからサビが出て、まわりがもらいサビしていただけみたいです。
そういえばバッテリーはもう何回か取り替えているにもかかわらず、取り付けボルトと金具は新車時からずっと同じものを使いまわしていました。さすがに古くなって表面処理が剥がれたようです。
ボルトは350円くらいで新品を購入して取り替えました。まだバッテリーは使えそうです。
というわけでバッテリー上がりだと思われるときに「こんなケースもあるよ」という話でした。同じような事象に見舞われた方の参考になれば幸いです。
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