今節を持ちまして2016年J1 1stステージは鹿島アントラーズの優勝という結果で終了となりました。
今まで、2ステージ制におけるステージ優勝回数は、何気にジュビロが最多だったのですが、これで鹿島さんに並ばれてしまいました。
前節、湘南ベルマーレ戦で痛恨の敗戦を喫してから、この試合に至るまでのウイークデーにはちょっとしたイザコザがありました。
練習中にエース・ジェイ選手がトラブルを起こしてしまいました…。
その後、一応の和解に至ったようですが、今節はジェイ選手を干して戦わざるを得ない状況となってしまいました。ただでさえ怪我人続出(主力級だけ見てもカミンスキー・八田・小川大貴・森下・松井が離脱中)で野戦病院状態と言われているのに…。
そんな状態で望んだ1stステージ最終節・仙台戦、全部ラッキーゴールっぽかったとはいえ数字だけ見れば快勝だったことで、誰よりも名波監督がほっとしたのではないでしょうか。
エース・ジェイ選手を干して負けたらおそらく「感情的になって何やってんだ」という声も上がったでしょうから。
5月以降、勝利は甲府戦の一勝のみという失速状態でしたので、このまま負けグセをつけない事と、今日負けたら翌日のファン感(ジュビロデー)の空気が相当に悪くなっていたでしょうから、そういう意味でも大きな一勝となったのではないかと思います。
太田選手が古巣相手に恩返しゴールを決める事ができたのも良かったです。古巣相手の起用にゴールで応えるってかっこいいです。普段からクロスとかコーナー狙いばっかじゃなく、こういうカットインからのシュートを期待したいです。
そして今節は、先日入団した待望のCB、パパドプーロス選手がついにその実力の片鱗を見せてくれました。まさに欧州の代表レベルで、素晴らしいプレーでした。
今節の勝利を受け、1stステージを終えて勝点23・8位という結果となりました。
2016 明治安田生命J1リーグ 1stステージ 最終順位表です。
もったいない試合もありましたが残留が目的の今シーズン、上出来といえる結果ではないでしょうか。降格した2013年の年間勝点に1stステージだけでもう並びましたし。
開幕前は「ジェイ選手が壊されたら終わり」などと言われていましたが、蓋を開けてみればジェイ選手抜きでも広島に勝利、鹿島に引き分けなどそこそこの結果を残す事ができたと思います。
今年、新しく台頭してきた選手として、SB小川大貴選手、GK志村選手の成長、および去年から成長し続けついに日本代表にまでなった小林祐希選手、それにワントップもこなせるようになったアダイウトン選手のさらなる成長あたりがその要因と思います。アダイウトン選手は90分持つようになったのが大きいと思います。
それだけにせっかくブレイクしかけた小川大貴選手の負傷離脱は残念でなりません。一日も早い復帰を願うとともに、石田選手や荒木選手、上原選手あたりの若い選手たちの成長にも期待したいと思います。
金で補強ばかり考えるビッグクラブと違って現有戦力の「成長」で強くなるのが地方クラブの魅力でもありますから。まあパパドプーロス選手のような補強も嬉しいですけど…。
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サッカーつながりでもう一点。
以前この記事でご紹介したサッカーゲーム「FIFA」へ待望のJリーグ参入について続報がありました。
やはりJ2の収録は見送られたようですので、このタイミングでJ1に昇格する事ができて本当に良かったと思います。
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